Hello, C++: 最初のプログラム
C++コンパイラをセットアップし、定番のHello, Worldプログラムを書いて、ターミナルでコンパイル・実行する。
これはC++入門シリーズの最初の記事です。本格的なC++の道は、一行のテキストを出力する小さなプログラムから始まります。
なぜC++か#
C++はコンパイル型・静的型付けの汎用言語で、表現力を保ちながらメモリを直接制御できます。OS、ゲームエンジン、ブラウザ、データベース、ハイパフォーマンスなアプリケーションを支えています。C++を学ぶことで、コンピュータが実際にどう動くかを理解できます。
コンパイラをインストール#
C++を実行するにはコンパイラが必要です。LinuxまたはWSL上のWindowsではGCCをインストール:
sudo apt install g++ # Debian / UbuntubashmacOSではXcode Command Line Toolsをインストール:
xcode-select --installbash動作確認:
g++ --versionbash最初のプログラム#
hello.cppというファイルを作成します:
hello.cpp
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "Hello, C++!\n";
return 0;
}cppコンパイルと実行#
g++ -std=c++17 -Wall -o hello hello.cpp
./hellobash出力:
Hello, C++!text各部分の役割#
#include <iostream>— 入出力ストリームライブラリを取り込み、std::coutを利用可能にします。int main()— すべてのC++プログラムはmainから実行が始まります。mainは正確に一つだけ存在しなければなりません。std::cout <<— コンソールにテキストを出力します。\nは改行です。return 0;— プログラムが正常終了したことを表します。-std=c++17— C++17標準を使用します。-Wallは有用な警告を有効にします。
メッセージを変えたり、std::coutの行を追加したり、std::endlを使ってみたりしてください。そして再コンパイルします。編集・コンパイル・実行・観察のサイクルこそがC++の学び方です。
結論#
最初のC++プログラムをコンパイルして実行できました。シリーズの次回は変数とデータ型です。