ファイルの扱い:秘密の手紙を書こう
Pythonロボットにファイルの読み書きを教えよう。メッセージやパスワード、日記などをハードディスクに保存し、消えないようにします。
おかえりなさい、秘密エージェントのみなさん! 🕵️♂️
これまでは、Pythonの実行画面を閉じると、ロボットはすべての記憶を失っていました。それは、ロボットが一時的なメモリ(RAM)にしか情報を保存していなかったからです。
今日は、ロボットにパソコンのハードディスクに秘密のメッセージを書き込ませる方法を教えます。これで、パソコンの電源を切っても、情報が永遠に残るようになります!
ファイル操作の3ステップ(開く・アクション・閉じる)#
ファイルとやり取りするのは、秘密の手紙を書く手順と全く同じです:
- 開く(Open):机の引き出し(または封筒)を開けます。
- アクション(Action):手紙に文字を書くか、すでに書かれている文字を読みます。
- 閉じる(Close):引き出しを閉めて、封筒に封をします。この手順を忘れると、手紙がなくなったり壊れたりしてしまうよ!
graph TD
Start([スタート]) --> Open["1. 封筒を開ける (open())"]
Open --> Action["2. 書く・読む (write() / read())"]
Action --> Close["3. 封をする (close())"]
Close --> End([完了! ハードディスクに保存 💾])
秘密のメッセージを書く("w" モード)#
ファイルに文字を書き込むには、Pythonに "w"(write = 書く の略)モードで open() させます:
# 1. ファイルを書き込みモード "w" で開く
file = open("secret.txt", "w")
# 2. 秘密のメッセージを書く
file.write("秘密のパスコードは: Unicorn123 🦄")
# 3. ファイルを閉じて封をする
file.close()pythonこのコードを実行すると、Pythonはパソコンの中に secret.txt という新しいファイルを作り、その中に文字を保存します!
[!WARNING]
"w"モードは強力です。もしsecret.txtというファイルがすでにある場合、"w"モードは古い中身をすべて消してから、新しく書き直してしまいます。
秘密のメッセージを読む("r" モード)#
ファイルの中身を読むには、ファイルを "r"(read = 読む の略)モードで開きます:
# 1. ファイルを読み込みモード "r" で開く
file = open("secret.txt", "r")
# 2. 中身のテキストを読み込む
content = file.read()
print("秘密の手紙を発見:")
print(content)
# 3. ファイルを閉じる
file.close()python追記する("a" モード)#
すでにある中身を消さずに、ファイルの最後にテキストを付け足したいときは、"w" の代わりに "a"(append = 追記する の略)モードを使います:
file = open("diary.txt", "a")
file.write("今日はファイルの扱い方を学んだよ! 💻\n")
file.close()python(「\n」の記号は、ロボットに「改行してね」と伝えています。キーボードのEnterキーを押すのと同じ意味だよ!)
自分でやってみよう! 🎮#
Pythonの画面を開いて、日記帳プログラムを作ってみてね:
input()を使って、プレイヤーに"今日何をした? "と質問します。diary.txtというファイルを"a"モードで開きます。- プレイヤーの答えに
\nをつけて書き込みます。 - ファイルを閉じます。
- 今度は
diary.txtを"r"モードで開き、日記のすべてを読み込んで画面に表示してみよう!
これで 「永続化(えいぞくか - データを消さずに保存すること)」 のパワーを手に入れたよ! ゲームのハイスコアやプレイヤーのレベル、設定を保存して、次に遊ぶときも続きからプレイできるようにしてみよう。秘密の手紙作りを楽しんでね! 🔒💾